スタッフインタビュー
いくつもの会社を経てメディア・ビジョンに定着
入社前は派遣社員としてさまざまなゲーム会社を渡り歩いていました。いくつもの環境を見たうえで、一番自分が成長できそうだと感じたのがメディア・ビジョンでした。以前は人から頼まれた仕事をこなすのに精一杯で、受動的な働き方をしていた時期もありましたが、転職後は自分から仕掛けていくように心がけています。
現在はゲーム中の背景モデルとテクスチャの制作、画面レイアウト、ライティング、ポストエフェクトなどの環境全般を制作しています。それに加えて、チーフデザイナーとして背景チームのスケジュール管理、クオリティチェックをおこなうことも大切な役割です。
仕事の成就感は苦労の量に比例する
ここ数年でマシンのスペックが向上し、ゲームの背景もより精密になってきました。これまでスペック不足で濁していた部分も、妥協なく表現できるようになっています。その分、仕事量は増えることになりますが、ゲームのなかの世界をリアルの世界に近づけることができる喜びを感じています。
ひとつのタイトルを創るために、クライアントや他セクションの多くの人と関わるため、意見がぶつかり合うこともしばしばあります。メディア・ビジョンでは、ゲームの開発の一部分だけではなく、ユーザーに届ける直前まで、こだわりにこだわりを重ねて取り組んでいます。だからこそ世の中に作品が受け入れられたときの成就感は大きいですね。
休日は多摩川沿いを100km自転車ツーリング
ゲームデザインがなかなか思い通りに進まないこともあります。そんなときは気持ちを早めに切り替えることが大切。私の場合は、休日にロードバイクで多摩川沿いを走るのがいい気分転換になっています。私たちの仕事は、ゲームの背景を現実の世界に近づけていくこと。美しい景色が次々と目に飛び込んでくる自転車ツーリングは、表現力の向上にも役立っているかもしれません。
コンシューマーゲームで求められるデザインのクオリティは非常に高いものになっていますが、クライアント、その先のユーザーはもちろん、自分たちが納得できるものを作り続けたいです。