スタッフインタビュー
「何が与えられるか」ではなく「そこで何をするか」
大手パブリッシャーからメディア・ビジョンに転職しました。当時はメディア・ビジョンについて「ワイルドアームズ」を制作した会社くらいのイメージしかありませんでしたが、募集のタイミングや条件的な面がよかったことが入社の決め手になりました。「よりよい環境を求めたい」とか「会社から何を与えられるか」ではなく、「自分がそこで何をするか」を重視して選択しました。
現在の業務内容はUIとエフェクト周りのデザインの組み込みがメイン。デザイニングから実装までの段取りを立て、基礎固めから構築までを滞りなく進めることがミッションです。それ以外でも、ムービー作成やパブリッシング用素材のレタッチなど、誰に何も言われなくても、会社の痒い所にすすんで手を伸ばすようにしています。
後輩デザイナー育成の難しさを痛感
一口にデザインと言っても、その範囲は膨大なものになります。そのため、全体のコンセンサスをとりながら、いかにチームで分担して処理していくのかを考えるのがチーフデザイナーの仕事の一つです。
また、後輩のデザイナー育成も重要な仕事です。これまで未経験入社のデザイナーを10名ほど育ててきましたが、ポテンシャルがある人はのびのびと能力を発揮し社内に必要とされる存在に成長する反面、何をどう伝えても伸びない人もなかにはいます。そこにどう対処していくかが個人的な課題です。
最も優先すべきは完全な形で工程を満了すること。結果はそれに付随するオマケにすぎない
私は「クライアントやユーザーが望むものを提供すること」がもっとも優先されるべきであり、目の前の仕事を満了することを念頭において日々を過ごしています。そのためには邪念に心を奪われることなく、精神面・体力面ともに自己管理することが欠かせません。ちなみに私は毎晩10kmのランニングと筋トレを欠かさないのですが、これは仕事で最高のパフォーマンスを発揮するためです。
これから一緒に働くことになる人たちにも、まず目の前の仕事の成果にこだわってほしい。そのうえで個人的には、先輩を脅かすような野心があり、ポテンシャルを備えた、尖った人と一緒に働きたいですね。