スタッフインタビュー
夢中になったゲームを制作した会社で働きたい
勤めていた会社がある日突然倒産してしまいまして…。就職活動をせざるを得ない状況に追い込まれたのですが、いい意味で開き直り、「次は自分が遊んだことがあるタイトルを制作した会社を受けよう」と決心しました。そのとき、棚から取り出したゲームが「ワイルドアームズ5」だったんです。
前職からデザイナーを担当しており、メディア・ビジョンに入社してからは、主にエフェクト制作をおこなっています。火や水といった現実に目にするものから、殴った際の衝撃や魔法など、現実には目にする事ができないものまで、さまざまな効果の視覚化をしています。
制作チーム宛てに届いた直筆のファンレター
昔では考えられなかったことですが、SNSが普及して、細かいエフェクトについても「よかった」「悪かった」というユーザーの声が届くようになりました。ユーザーのリアクションが見られるいい時代になったと思います。
そんなSNS全盛時代にも関わらず、ゲーム制作チーム宛てに、直筆のファンレターが届いたこともありました。ゲームのパブリッシャーに届くならともかく、制作会社に届くのは異例のことだと思います。手紙にはゲームが楽しかったという感想と、次回作への期待が込められていました。とても驚きましたし、嬉しかったですね。
若い人に「センス古ぅ!」とため息をつかれないように…
これから一緒に働く人には、「ユーザー目線」を求めたいです。あとはやはり「ゲームが好き」というのも大切な要素。たくさんゲームに触れている人とは、同じ目線、同じ言葉で会話できるので連携しやすいです。デザインの「意図」、提案する仕様や方法論の「良さ」を、相手に伝えられる力も大事だと痛感しています。
そして、私個人としては若い人に「センス古ぅ!」とため息をつかれないようにすることが目標です。古き良き名作を知っていることも大事だと思いますが、新しい作品、感性にもどん欲に触れ、ゲームユーザーに刺さるものを創っていきたいと思います。