ねえ、黒やぎさん。
- 2007/07/20 20:00
- カテゴリー:密告
「イシイさんの白髪が、黒くなってきている!」という
タレコミが入りました。
幽霊部員です。
某スタッフから、NANA風に童謡を歌うというのが
流行っているとききました。
というか、密告でやれとの指令がくだったので、
とりあえず、やってみたいと思います。
ただ、私NANA読んだことないです。
やぎさんゆうびん
ねえ、黒やぎさん。あたしたち文通してたこと覚えてる?
あたしが先にお手紙書いたよね。
あなたと出会えてどれだけうれしかったか、
いろんなことたくさんたくさん書いたんだ。
きっとあなたも同じ思いでいてくれてるって、思ってたから。
ねえ、黒やぎさん、覚えてる?
あなたがそのお手紙をたべてしまったこと。
あたし、とても悲しかった。読んでもくれてなかったなんて…
なぜあなたがあのとき、あんなことをしてしまったのか、
そのときはよくわからなかったの。
だから、あなたにとてもひどいこと言ってしまった。
だって、あなたの気持ち、全然分からなかったから。
そんなあたしのこと見つめてた、あなたのさびしそうな目。
あたし、今でも覚えてる。
ねえ、黒やぎさん。
でもね、あの後あなたからもらった手紙を、あたしも読まずにたべてしまった。
そのときはじめて気づいたの、あたしたち、似た者同士だったってこと。
きっと、似すぎていたからすれちがってしまったんだよね。
ちゃんとあなたのこと、わかってあげられてたのかな。
それに気づいたとき、あなたをとってもいとおしいと思ったんだよ。
ねえ、黒やぎさん。
内気なあたしは、お詫びにできることなんて、
お手紙を書くことしかなかったから、またあなたに送ったんだ。
もう遅いかもしれないけど、こんどはちゃんと伝えたいことだけを書いて…
「さっきの手紙のご用事なあに?」
大丈夫ですか?NANAっぽくなってますか?
某スタッフは、これをどうしても流行らせたいらしいので
がんばりたいと思います。