想い出チョコチョコ
- 2008/02/08 20:00
- カテゴリー:密告
来週はバレンタインデーですね。
シライさんにバレンタインの思い出を聞いてみました。
幽霊部員です。
高校生の時に、好きだったバイト先の店長に渡すため、
手作りチョコケーキを作っていたそうです。
当時も何かと忙しかったため、
数日かけて想いも込めて、ちょっとずつちょっとずつ…
前日にようやく完成し、味見したシライさん。
「ばっちり!」とその出来の良さに大満足。
翌日…
せっかくのバレンタイン当日なのに、
ひどい腹痛のため、病院に駆け込んだシライさん。
「夢の中まで痛くて、死ぬ夢を見たくらいの激痛なんです…」
お医者さんに原因を聞いたところ、
「食あたりですね。何か悪いもの食べましたか?」
やっぱり…『数日かけて』の部分で、すでにオチ見えてました。
でも改めて聞きます。
原因は何だったの?
「味見したチョコケーキです!
下のスポンジが時間かけ過ぎて傷んでたみたいなんです…
味見しないで渡してたら、大変なことになってました。」
うん、『好き』って気持ちを伝える以前の問題だよね。
「安心してください。
あれから、手作りチョコは渡したことないです。
毎年バレンタインが近付くと、毎年あの痛みがよみがえるからです…」
それがいい!
だって、たとえ『数日かけて』に気を付けていたとしても、
シライさんなら、何かしでかしそうだもん…
いつか、嫌な思い出が塗り替えられるような
バレンタインがシライさんに来ることを祈ってます…