ステキな甲の忘れ方
- 2009/09/11 19:17
- カテゴリー:密告
ヒキさんの顔が丸見えな半日がありました。
幽霊部員です。
丸見えと言えば全員丸見えなわけなのですが、
ヒキさんの席が入口ドアからとても近いこと、進行方向に席があること、
一番の原因は、あるはずのパーティションが撤去されたこと…
そんなわけで、ドアを開けるとヒキさんの顔があり、
ヒキさんと目が合い、ヒキさんがほほ笑んでくれるという、
ヒキさんづくしな半日だったのです。
会う人、会う人、「ヒキさんと目があった」「優しく微笑んでくれた」と
口ぐちに声を掛け合い、
挙句の果てには「照明に照らされて、とても美しかった」と大そう話題になりました。
照明はライトボックス(トレースするための光の台)。
下からの柔らかい光が女優ライトの役目を果たし、大御所女優さながらのたたずまい。
そういえば、確かにキレイだった!あと、まぶしかった!
確認するために、ヒキさんのとこに戻ったら、
既に別のパーティションが取り付けられたあとでした。残念。
先日、ちょっとした外出をした時のこと。
シライさんが電車の中で「あ!忘れものした!」と大声をあげました。
そのあと「忘れないように…」と言いつつ、
カバンからペンを取り出し、メモをし始めました。
手の甲に。
手の甲に何か書く人を久しぶりに見ました。
小学生以来です。
『給食費』とか『上履き』『水着』『ふえ』『宿題』『アサガオ』『へちま』『さいほう箱』『爪を切る』…
そういえば、なんで学期末最後の日に、あんなに荷物がいっぱいで辛い思いをして
おうちに帰らなければならなかったんだろう…
…辛い思い出がよみがえってしまいました。
とにかく!そんなことが書いてあったらどうしようと心配しましたが、
手の甲に書かれていたメモは、
『楽天のチケット』
確かに重要な内容でした。(シライさんにとっては)
ちなみに、私はいまだに『体操着』を忘れる夢をよく見ます。
今度は手の甲に『体操着』と書いて、荷物いっぱいな夢を見るかもしれません…