いかんともしがたい
- 2018/07/27 17:52
- カテゴリー:密告
梅雨が明けてまだ一ヶ月程度なのですが、もう干からびそうです。
連日続くこの猛暑、8月に入ってもまだまだ続くそうで…
このままではお盆の頃にはスルメになってそうな用具係です。
スルメでふと、大分昔のことを思い出したのですが…
魚は炙ったイカでいい~~♪とばかりに
おつまみスルメイカを「ライターで炙って」食べている、
なかなか粋な(?)スタッフがおりました。
…仕事中に。
当時は、個人ブースで煙草を吸うことも許されていた時代だったので
もちろんライターの使用自体はOK。
ひと昔前の、コンプライアンスなんて言葉すらないおおらかな時代のお話です。
現代の「嫌煙」の波にすっかり慣れてきた今となっては
ありえない気もしますが…
仕事中に隣のブースから炙ったイカの香りがぷーんと漂ってくるのです。
こっちにしてみればその香ばしいかほりのせいで
例え仕事中でも「ああ!!今すぐに酒、飲みたいいい!」
と思わされてしまう、誠に困ったスルメのスメルです。(←笑うところ)
ダイエット中なのに漂ってきたカレーの臭いをかいでしまった!とか
金欠なのにうっかり鰻屋の前を通ってしまった!とか
そんなんと同じ感じ。
これ、今だったら何ハラスメントって言うのでしょうか? イカハラ?
まぁ、そんなハラスメントに苦しんだ人間は自分だけではなく
結構大勢いた(というか周囲全員)ってこともあり、
この時はほどなくして社内で「イカ禁止」のお触れが出ました。
(なんだよそのお触れ)
かくして会社でのイカ問題は消え去ったのですが…
まぁ当然、自分でも試してはみたくなるじゃないですか。炙りイカ。
用具係も、他所様に迷惑のかからぬよう自宅で試してみましたよ。
イカの端っこをつまんで、ライターでじーっと炙ってみます。
香ばしい臭いが出てきたところで、パクッ!と。
【検証結果】
口のなかが、なんだか微妙にガス臭くなった
……なんというか、思ったほど良いモノではありませんでした。
イカを炙るときは、ガスライターじゃなくて「炭」で炙るべき
だと思わされました。何事も経験ですね。
会社で炭焚いたら、たぶんクビですけどね。
なお今週末、関東地方には台風が直撃するそうで。
雨風の潤いで、干からびてスルメになってしまう日はちょっと延びそうです。
でもまた、週明けには酷暑の再開。
ゲッソリします。(←笑うところ)