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足から出た錆

  • 2009/09/25 15:53
  • カテゴリー:密告

今日の朝、いつもより一本遅いかなり遅刻ギリギリ時間の電車で出勤。
駅から会社まで徒歩5分。
電車を降りた時点で、時間はすでに10時55分。(メディア・ビジョンは11時出社)
ホームから地上に上るまでの時間、
会社のビルに着いて4階まで駆け上がるまでの時間は、
この徒歩5分の中に含まれておりません。
さあ、どうなる?
幽霊部員です。

こんな感じなので、徒歩を競歩に変えなければ、もしくはダッシュくらいに変えないと、
遅刻になるのは自明の理なのです。
というわけで、電車の中にいる時から臨戦態勢。
よーいドンのよーいの状態。
ドンとドアが開いた瞬間に猛ダッシュ。
同じ電車に乗っていたオギノくんを、遥かに引き離し余裕のスタートです。
この時点で、オギノくんとの徒競争に気持ちがシフト。
オギノくんに勝ったら、遅刻はしない(はず)。

しかし、地上までは長かったのです。
すでに体力の80%を最初のエスカレーターの駆け上がりで使い果たした私は、
改札出たあとのエスカレーターでオギノくんに追い抜かれ、
待ってーーー! 一緒に~~ゴールしようって約束したじゃない…
今度はオギノくんとの仲良くゴールしようねマラソンに気持ちがシフト。
オギノくんと一緒にゴールできれば、遅刻はしない(はず)。

しかし、駅を出る頃には、オギノくんの姿はすでになく私は置いてけぼり。
トボトボ(?)走り続けていると、
今度は、駅構内では姿形も見えなかったキタイくんが現れました。
というか、追い越されました。
「おはようございます」と、とても清々しい笑顔で。
さっき、オギノくんに置いて行かれた無念をはらすため、
キタイくん待って~~~~~~~~~~~~
優しいキタイくんは、待ってくれました。

オギノくんに置いていかれちゃってね(そもそも一緒に出社ではない)、
とブチブチ愚痴を言いつつ会社に着くと、
そこにいたのはエレベーターを開けて待つオギノくん。
「待ってましたよ」笑顔で我々を出迎えてくれました。
オオオオオ…オギノくん……
自分も遅刻するかもしれないのに、エレベーターを開けて待っててくれるなんて。
ごめんね。ごめんね。愚痴なんて言って私が悪かったです!!!

朝から人の優しさに触れ、深イイ話に出てもおかしくないんじゃないかと、
一人感動で胸震わせていたところ、
オギノくんから出た言葉は、
「あ、追い抜いたの幽霊部員さんだったんですね。
身長高いから気付かなかった。ヒールで身長ごまかしちゃダメですよ。」

オチいらなかったのに…

追記。全員11時ぴったりで遅刻しませんでした!

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